麻衣ちゃん談義
2002年10月5日(土)

 23日発売の3rdアルバム「Fairy tale」で、今までと異なり歌詞を先に作った曲が2曲あるそうです。「不思議の国」と「fantasy」がそれで、これまでは国内盤の全曲、曲が先でそれに詞を付けていたので、初めての「詞先」になります。
 「Fairy tale」は、幼い頃の純粋な思いは一生忘れないようにしたい、視聴者にも是非そうあって欲しいとの願いを込めているそうで、私好みのモチーフでもあります。
 「Not that kind a girl」もご本人が推す1曲だそうです。
 10代最後にリリースするアルバムということもあってか、今回は初めて強気だそうで、「やったー、パチパチパチ」がファンとしての感想です。(麻衣ちゃん、脱皮だね)
 FCイベントで一番思い出深いのが仙台とのことで、これは嬉しいです。
 会社早退して行った甲斐ありです。(笑い)
 それにしても、FC会員は、今のところ2万人超程度で、少数精鋭ですが、もっと増えるといいなあ。質的には他の人気シンガーのファンと比較しても遜色ないはずです。ただ、やはり男性会員の比率が高いようでした。私は最年長層に位置すると思いますが、悪びれずにやっております。他の歌手のCDも聴きますが、当分「マイチュ-」を貫くと思います。(^^) 注 「マイチュ-」とは倉木麻衣中毒の熱烈ファンのこと


麻衣ファンの最長老とは
2003年9月23日(火)

FCの調査では、70歳代の会員も0.01%位いるそうです。(3,4名かな)
終身会員になったら、80以上になっても会員でしょうね。そのとき麻衣さんも60代だけど、関係なくFANでいられると思う。
こんなこと書くファンはいないって!(>自分)


麻衣ちゃん強化月間だぁ(謎)
2002年10月23日(水)

 さあ、アルバム「Fairy tale」が発売になりました。
 「Not that kind a girl」であなたは麻衣さんに誘惑されるでしょう。(笑)
 「Winter Bells」で一足先に彼氏・彼女と一緒に過ごすクリスマス気分を味わってはいかがですか。
 「Loving you…」は本当に癒されます。遠距離恋愛や仕事でなかなか逢えない状況にある場合、聴いていると何か安心します。


   「あなたはあなたらしくいてね」そして「Can't forget your love」   by suga♪

#謎は間もなく明かされる予定です。(ヒント:誕生日)


Fairy Tale ツアー in Sendai 参加記
2003年3月30日(日)

 3月22日(土)
 サンプラザホール、Rゾーンのセンター寄り、一応アリーナ席ですが、今回はステージからやや遠く、会場はこじんまりしているものの、ステージ奥のExperienceメンバーの演奏風景は肉眼ではあまり確認しづらい状況。麻衣ちゃん本人は割とよく見えました。
 白のセーター(早春とは言っても肌寒さの残る仙台なので流石に肩だしではない)に白スラックス(トレーナー風ゆったり気味のもの)の「天使的」な服装で現れた麻衣ちゃんは、曲毎に振付け・ダンスのバリエーションを楽しませてくれました。(本当に可愛かった)
 難を言えば、音声を機械で変えて出力していたのが残念でした。(2004.3.14追記 この点、今にして思えば声質をぶりっこ可愛い系に変える効果を狙っていたらしい。仙台では変声の程度が大きかった印象があります)過密スケジュールで咽喉の状態を一定に保つのが非常に難しいのでしょう。でも、学業と両立させながらあれだけ勤勉に頑張っていることが素晴らしい。(昨年は今の時期花粉症に苦しんだそうです)
 スクリーン大写しの麻衣さんの表情を一見して、今日は体調悪いなとわかりました。
 しばらく歌った後のトークで、緊張してとちりが出ましたのでそれが裏付けられました。前々回あたりに来仙した折、青葉城の(護国)神社でおみくじを引いたら「中吉」だったのに枝に結びつけようとしたらぽきっと折れたそうで、凶だと思ったそうです。で、そういえばと無理に付会すれば、Loving you ツアー 2002のとき利府グランディで、歌っていて3回歌詞を間違えていました。(^^) 最後にstageを去る際、考え深げだったのも出来具合を反省しているようでした。(でも2列目から大声でまいちゃーんと呼びかけて私はそれを邪魔したのでした。当惑の視線が私に注がれました。スミマセン)そのとき私は、「プロだ」と思いました。倉木さんのプロ意識に脱帽しながら帰途についたのを覚えています。
 麻衣さんは、一般のTV番組に出演のときはよそ行きの素敵な顔、FC会員の前やコンサート会場では割と素顔を見せてくれるというように、使い分けしています。
 FAIRY TALE のアルバムが出てからは、特に女の子、女の子してFCメッセージも写真もそうなったし、表面的にはアイドル性が強調された昨今です。
 そうかと思うと最新シングル「Time after time〜花舞う街で〜」では私のような40代にも受ける日本的な情感あふれるテーマの歌詞を書くし、とにかくレパートリー広く潜在能力の高い歌手です。
 3度の来仙時の感じで、仙台と仙台のファンが割と好きそうな麻衣さんでした。仙台公演直後にいつもMAI−K NETメッセージを書いてくれる(それも親しげなタッチで)のをみてもそれはわかります。今回も最後に涙ぐんでいました。うれしかったみたいです。


麻衣さんとの邂逅
2003年8月23日(土)

 仙台会場では、毎回何か起きるジンクスがあるそうです。ご愛嬌です。 FCイベントで握手したとき、麻衣さんはシャイな感じでひとことも言葉を返しませんでしたが、1回会っただけで友達になれた、そんな感じでした。こちらの深い思い入れが伝わったのでしょう。幸せな瞬間でした。


Live Tour Report
2004年1月14日(水)

 Fairy Tale ライブツアー全国31ヶ所会場(2002/10/28〜2003/6/15まで公演回数41)での衣装は、Gパンか深緑のスラックスが大部分で、白トレーナー着用で上下白というのは仙台会場でしかも私が参加した日のみだったようです。本当に可愛くて、得した感じでした。(仙台に特別の思い入れでもあるのかなぁ。MCトークも正直に失敗談?を語ってくれて、当日参加の多くのファンははらはらしていた模様で、嘆息とも驚きともつかない声が上がっていました)仙台の人が好きなのかな?気質的には確かに麻衣さんとモードが合うかもしれません。 なお、次回のツアー予定は今のところ未定とのことです。


Kiss
2003年9月21日(日)

 こんばんは。久しぶりに雑談です。
 倉木さんの新曲ですが、ジャンルはお得意のlove ballad、しかも従来よりもgrade upしています。
 urbaneな雰囲気の曲で、一層洗練されて来ました。
 B面のYou are not the only one は、久しぶりにマイケル・アフリックさんとの掛け合いがあります。
 RAPで、Coming back to the Cybersound. Taking me back to No 1. Come on !と例によってお茶目なマイケルさんです。(^^)


If I believe
2003年8月23日(土)

 デビュー前から下地になるデモテープがあった作品です。
 これを聴いて、倉木麻衣の曲に頻出する「君」の意味合いの謎が解けました。
 やっぱり女の子として愛されたい、守られたい思いの表現の曲です。


Make my day
2003年8月31日(日)

 4th Album 「If I Believe」で一番好きな曲は?というFCのアンケートがあり、「Make my day」と答えておきました。
 これは迫力のある、ウソのない曲です。
 直訳すると「私の1日を作る」。しかし、私の時代を作る、という意味もあって、野心的です。(2004.3.14追記 「いい日にしてよ」という意味で、映画のタイトルでもあるそうです)
 ただ、倉木麻衣が自分の時代を作る抱負を表白したと同時に、聴き手各自が自分の人生を生きてほしいし、そのための勇気のキーワードとして「Make my day」を使って欲しいという願い・メッセージが込められていると思います。
 キリスト教には「一日一生」という考え方がありますが、それを暗黙の下地にしているように思います。
 今日1日を無駄にせず、自分の人生を生きて欲しい。ときに躓くことはあっても立ち上がって欲しい。
 倉木の作品に一貫して流れる思想です。
 麻衣さんは、意外に言葉遊び(文系だからこれは理解できるとして)や語呂合わせが好きで、「くらきのこ」「まいたけ」などといって内輪でスタッフを笑わせたりしているのですが、Make my dayには隠語的に「負けないで!」という意味を託しているとのことです。
#私の発見した語呂合わせ:「くらきまい」を逆にいいましょう。リラックスに役立ちます(笑)。joudandesu.


FC投票結果
2004年1月11日(日)

 こんばんは。雑談です。(^^)
 [1位] Tonight,I feel close to you
 台湾の新星、孫燕姿とのデュエット曲です。ファンとしては、麻衣が国際的に認められた証拠だあ!と喜んでの堂々1位でしょうが、聴くとハーモニーがなかなか綺麗です。麻衣さんが一生懸命リードボーカルをしているのも印象的です。倉木麻衣ファンは調和的性格の人が多いせいか、この曲が1位になったようです。
 [2位] If I Believe
 表題曲で、出来栄えからいっても穏当なところでしょう。ただ、歌詞カードのこの曲のスナップ写真の笑顔が可愛かったので投票したという人も多いのではないでしょうか。(笑)


イミテイション・ゴールド
2003年10月11日(土)

 雑談というか音楽談義です。(^^) 倉木麻衣にしては毛色の変わったテーマですが、ご本人は決して作りそうもない歌詞で、歌唱力を買われて引っ張られた形でしょう。 ちなみに山口百恵で思い出すことですが、かつて横須賀に住んでいたときに同じ小学校の2学年上に存在したことは知っています。


麻衣さんForever
2003年12月14日(日)

 今年の誕生日の掲示板に、麻衣さんは「これからも何があっても見守っていて下さいね」という意味のことを書いていたのですが、これは私にとって意味深です。
 B'zのfeaturingのCDにしても、仕事が来れば断れないこともあるけれども、本心とは別ということがあるようですね。
 まあ、差し障りがあるのでこの程度にします。
(^^)


今日は倉木さんの誕生日です
2003年10月28日(火)

 FCの臨時掲示板にたった今、Happy birthdayと書き込んで来ました。(^^)
 非常に盛況です。発言数も既に2,700に達しようという勢いです。
 年に1度のイベントで、通産4年目、私自身3年目ですが、今年の特徴は一層気軽に書き込める雰囲気になったことで、毎年良くなっていっている、そんな感じです。


麻衣さん、紅白出場決定おめでとう
2003年11月26日(水)

 ご本人が着実に実績を積み上げた結果で、1ファンとしてはまるでわがことのようです。(^-^)  麻衣さんはレコード大賞受賞よりは紅白常連が似合いますね。 来年以降も常連出場になりますように。

麻衣さん、紅白曲目決定
2003年12月19日(金)

 大方の予想を裏切り、"Stay by my side"になりました。
 本人が一番こだわりのある曲ということで、納得です。
 ファンとしても、これを歌ってくれるのが一番嬉しいです。

紅白観ました!
2004年1月4日(日)

 こんばんは。
 トリに近い順番でしたので、最新アルバムのStay by my sideを聴きながら気長に待っていました。(^^)
 今年も出られるようにまた応援するからね、麻衣さん。


Stay by my side
2004年1月1日(木)

 Stay by my side TVバージョンでした。
 CD原曲以外にLIVEで毎回アレンジし直しているし、マニアックです。
 自分的には、2002年FCイベント(仙台会場)時のStay by my sideがテンポゆったり、振り付け優雅(笑)でとても良かったな。


早くもミリオンヒット!
2004年1月17日(土)

 麻衣さんの最新&初のベストアルバム「Wish You The Best」が実売ベースで100万枚をほぼ達成した模様です。同慶の至り。 初回盤限定のフォトブックがとても楽しい(謎)ので、もう売り切れたかも知れないけどCD屋さんに急ぎましょう。


今年はライブで盛り上がろう
2004年2月8日(日)

 こんばんは。倉木麻衣専用掲示板へようこそ(笑)。
 2月14日(土)深夜24:50〜25:50にNHK総合で「京都学生祭典 平安神宮ライブ」が放送されます。
 私はDVDで観たのですが、特に「Stand Up」はノリノリで、スケールアップした麻衣ちゃんが見られます。倉木麻衣の概念が一変するかも。(^^)
 タイトルは『スーパーライブ 倉木麻衣 LIVE IN 平安神宮』です。お見逃しなく。


前夜眠れなかったようでした
2004年2月15日(日)

 こんばんは。
 しっかりとビデオ録画録りました。(^^)
 変わったことといえば、ミニスカートをはいていたことですね。なかなか似合っていました。
 ライブ時の衣装については、メールを出せば案として考慮してくれると、FC会報でご本人が語っていました。ただ、作品自体にファンの意見を取り入れることはない予定だそうです。この辺にプロ意識が十二分に窺えます。
 個人的には将来、マライアやローリンとコラボレーションするぐらいになって欲しいと思っていますが、他方、「麻衣ちゃんは麻衣ちゃんだよ」というのも本音です。
#FC会報は「You&Mai」ですが、ネーミングは麻衣さんによるものです。「クラッキー」や「MAI クロチップ」等も麻衣さんが考えた会報名の候補です。


青葉城トーク
2004年2月22日(日)

 縁結びの神がいるらしいです。(^^)
 城址でデートして結婚したカップルが数知れず、とか。
 おみくじの吉凶にこだわっていた麻衣さんも、恋愛中だった、というのは憶測ですが、ありそうなことです。
 今年7月のライブで来るときもきっとおみくじ引くんでしょう。楽しみだな。(>自分)

SAME
2004年3月7日(日)

 こんにちは。久しぶりに雑談です。
 album「If I Believe」所収の「SAME」は、歌詞のアブナイ曲として、聴いたことのある人にはアピール度の高い作品です。(山下達郎のalbum「FOR YOU」の収録曲に「HEY REPORTER!」という似たモチーフの曲があります。麻衣ちゃんは当代「竹内まりや」みたいなものだし)内容は、クローズアップに耐えかねている、という「泣き言」とも取れるもので、「はあ、守ってあげたいな」とファンとしては感じてしまうものです。
 SAMEの意味は、聴いているあなたと同じ時間を共有してnaturalな私を感じ取ってほしい、という女の子っぽいものです。
 DVD「My Reflection」に収録のPVでは、「大人っぽい感じの麻衣」をビデオで観ながらサッカーのジャージを着たスポーティーな格好の麻衣ちゃんがふむふむ頷くという、ナルシシズムのにおい漂うユニークな設定で、私はスポーティーな麻衣ちゃんの方がいい、と思いました。(笑い)だってお尻もきゅっと締まってカッコイイんだもん。(爆笑)
 というわけで、シンクロでした。(何の)


「知的女性はおでこを出すべし」の論
2004年3月13日(土)

 女性歌手のヘアスタイルに関して、ぶりっこ髪として前垂らすのと前分けして額を露わにするのと2系統に分けるとすると、おでこを出した方が好感度が高い、ということです。
 CDジャケット写真でいうと、マライア・キャリーは丸出しですし、クリスティーナ・アギレラもそう。ローリン・ヒルもそう、ブリトニー・スピアーズもそうです。
 宇多田ヒカルもアルバム「Distance」以外では出しています。
 natural beautyを感じさせる点で、おでこは出した方が良く、いわゆるMai-Kヘアーの頃の倉木麻衣さんもそうでした。シングル「Time after time 〜花舞う街で〜」までは、麻衣さんはおでこを出しており、それがチャームポイントのひとつでしたが、「風のららら」以降、前を垂らしています。さて、この是非についてですが、私は出した方が良いと思います。
 彼氏の好みでそうしているというのなら、彼氏の前でそうすれば良く、仕事中はヘアスタイルを変えるようにすべきでしょう。(この辺は憶測そのものですが(^^))
 新曲「明日へ架ける橋」発表(3/29(月)23:00NHK連続ドラマ主題歌)が近いのですが、洋楽でなく日本的ポップスに専念して行く予定が仮にあるとしても、髪型はR&Bテイストの頃と余り変えるべきではないと、個人的には思います。案外こんな点もCDの売り上げに影響するかも知れません。最新アルバム「Wish You The Best」で初めてファンになったという人も、過去の麻衣さんが良くてなったのだと思います。年齢相応のおしゃれがあるとしても、麻衣さんはまだまだ若いので、出来る限り当初のヘアスタイルを保って欲しい、というのが私の気持ちです。


倉木麻衣さんって彼いるの?
2004年5月9日(日)

 この憶測の発端は、今年2月頃、某掲示板で「立命館大学」学生が彼だという、まことしやかな噂が生じたことでした。
 「本人」がその掲示板に発言し、偽者と発覚した時点で、この件に関しては一応落着しました。

 しかし、私自身の中では、彼氏がいる可能性自体は払拭し切れていません。
 1.2002年以降、左手人差し指・中指にアクセサリー・リング(ペアリングかどうかは不明)をはめている。
 2.ライブの際の歌う表情が柔らかくなった。
 3.以前よりも体つきがぽっちゃりしてきた(恋愛時によくあること)
 4.表情が以前より大人っぽくなって来た。
 5.Jgroove magazine 2004年6月号所収のインタビュー記事「passage of time」によれば、麻衣さんにとって「愛を与える、愛を伝える」ベストの方法は、歌詞→手紙→口の順で、歌で伝えるのが最も自分らしい、とのこと。
 以上の条件から、プライベートに付き合っている特定の男性がいるかどうかは、判定は非常に難しいところです。
 1つには、高校時代に彼氏が出来て、その後長距離恋愛となり、手紙も電話も出来ず、自分の作る歌詞・曲で、彼にもメッセージを送っているという可能性があります。(メール交換位はしているかも)
 2つ目の可能性としては、女性ファンはお友達、男性ファンはある種恋人という位置づけです。曲の歌詞を通じて、不特定多数の男性ファンに放射線状に愛を放ち注いでいる、というものです。
 どちらの場合でも、彼女の勤勉さや歌詞・タイトルの勇気付けフレーズを通して、listener 各自がMai-Kから心の琴線を爪弾く表現を学び取れればそれで良し、とするべきではないかと思います。

 #本物の彼女になってくれればいいな、と思っている男性ファンは無論数多いでしょうが、その辺はクールになって彼女も自分の仕事を一生懸命やっているのだから、自分も自分の人生(仕事)を頑張ろう、というのが本筋だと思います。(最後は自戒の意味も含めました。)したがって、私自身は「倉木ストーカー」には絶対ならないと思います(笑)。

 蛇足ですが、以上の観点から見るときちょっとドキリとするのが、作品「You are not the only one」です。このタイトルだけを見て第一感で思ったのは、「私の恋人って複数いるのよ」=「八方美人」です。
 曲自体を聴くと、一時期はCybersound の Michael Africk さんと仲良しに見えたものだから、(1)国際結婚をするのでは、という噂があったものの、本人は否定し、国内婚を目指す(2)Cybersound の編曲も良いが、日本国内に大野愛果、徳永暁人、その他の有能な作曲家がいるので Cybersound だけを頼りにするわけには行かない。
 そういった事が下地にあって制作された曲のように思えてならないのです。


「新曲」の顛末と麻衣さんの学業成就
2004年9月7日(火)

 今日、宇多田ヒカルさんの全米デビューアルバムEXODUS「エキソダス」が発売されました。DEEP RIVERから何と2年ぶりです。昨年は、HIKKI’S WEB SITEの本人メッセージが半年間なく、いろいろな憶測が生じたのは比較的記憶に新しいところです。
 最初になぜこのような話を持って来たか、それには理由があります。
 倉木さんの新曲が9月末に出るという噂が、近時、一時ありました。何を隠そう、私自身も両手を上げてそれを歓迎し期待した人の一人です。(^^)しかし、反面「本当かね?」という疑問も随伴していたのは確かです。
 某HPの情報でしたが、情報ソースは「CDでーた」という販促雑誌の様でした。これには当初から不確実性要素がありました。
 1.麻衣さんが7/25までライブ・ツアーで多忙だったこと。しかも大学の試験・レポートの合間を縫っての強行スケジュールだった。この間にシングルCD制作作業が捗るとはちょっと考えにくいし、ツアー終了後は本人も夏休みがほしかったはず。(笑)それ位、今回のツアーはタイト・スケジュールでした。
 2.ファンサイト・公式サイト・その他の雑誌で、「制作中」という情報が一向になかったこと。過去、併行作業で作成しかなり急に出した曲に Kiss がありますが、それについてもFC会報で曲名未定の段階で制作中であることを示唆する記事が掲載されていました。それが今回は何もなかったこと。
 以上から、私は今回は1ファンの愛すべき勇み足、すなわち勘違い、または該当販促雑誌の事実誤認報道だろうと思い、「新曲シングル」についてはかなり早い段階から本気にしていませんでした。9/29に「すぽると」の旧曲集が出るとの情報を得た時点で、それは確信に変わっていました。そしてその予想通りになりました。
 個人的には、それでも良かったのだと思っています。来春卒業までの残された短い期間、麻衣さんには納得行くまで学業に集中して欲しいと思っています。大学を卒業してしまうと、まとまった形で勉強時間を取ってそれに専念するということは、特別の例外を除いて難しくなります。私自身の経験でもそうだったので。
 そういう訳で、大学入学のときにも麻衣さん宛個人メールを送ったのですが、「学業も頑張って下さい」という思いは今も変わっていません。この点でも麻衣さんは、これまで音楽活動と両立させて素晴らしかったです。麻衣ちゃんは麻衣ちゃんですし、新曲の間が空いてもファンとしては待つ、それがずっとファンでい続けると誓った自分の取るべき態度であると思っています。


年末雑感
2004年11月25日(木)

 今年は倉木麻衣さんにとって画期的な年だった。
 新曲数こそ少なかったものの、元旦の初ベストアルバムの発売で新規のファンを増やした。勿論、昨年末のNHK紅白歌合戦の初出場も大きく影響した。
 ”Wish You The Best”を引っ提げての全国ライブツアー”Wish You The Best〜Grow, Step by Step〜”は、ファンの欲目でなく、客観的に見ても大成功だったと表現して差し支えないと思われる。
 見逃せない点として、昨年10月のB’z 松本孝弘さんの「イミテーション・ゴールド」フィーチャリングの際と同様、今年はlivedoor社長 堀江貴文氏の支援でインターネットの力を借りて全国ツアーが一層の盛り上がりを見せたことである。もっとも、ファンの過熱での「出待ち」にまつわる会場運営上の不安等、一部行きすぎの現象もあったことは否定出来ない。今後の反省材料であろう。
 この点についてもう少し述べると、ファンクラブ発足5周年を迎えた今年、新規会員が急増した。昨年までのライブ参加客は、かなりの割合がFC会員で占められており、マナーもそれなりに良かった。この「マナーの良さ」の定義も難しい面があるが、昨年までは少なくとも会場警備上の不安もそれほどなかったと思われる。世相の変化と連動する部分もあり、一概に言い切ることは難しい。
 本論に戻ると、倉木麻衣さんは、目上の男性が目をかけたくなる何かを持っている。古い表現をすると、「人徳」である。具体的には女性らしい可愛らしさ、落ち着き、謙虚さ、礼儀正しさ、有能であるのに他者には優しい、といった諸点である。これらが、歌手としての実力以外に、彼女の人気に大きく作用している。それは、測り知れないほどだと思う。音楽家としての計り知れないポテンシャリティー(潜在能力)の他に、「人柄の良さ」と一般に表現される、空気のように目には見えないが確かに存在する「もの」が、「倉木麻衣」を支えている。
 単に「気の強いおんな」が一躍スターダムを駆け上ったというのとは一味も二味も異質な存在、つまりはマドンナであり、女神であることをより明瞭に実証したのが、彼女自身の今年の活動だったと言えよう。


シンガー・ソングライターとしての可能性
2004年12月14日(火)

 シンガー・ソングライターの定義は必ずしも一定していないが、作詞・作曲・歌と1つの作品を一人で一貫して制作し歌う人のことを言う。
 私にとって、曲に合わせて作詞し、それを歌ってお金を取れるプロは、それだけで雲の上の存在である。(笑)だから、倉木麻衣が厳密な意味でシンガー・ソングライターでなくてはならない理由は、私にとってはないのである。
 麻衣さんは、4歳からエレクトーンを習い始め、小5からピアノを習い始めた(「myself music」参照)。かなり弾けるそうだが、歌に比べると絶対の自信はないそうである。なんでも、ピアノの先生に小5のとき、あなたはピアノより歌が向いていると言われて、自分でも納得し、その後長くレッスンを継続しなかったのだそうだ。
 私自身の身近にいたピアノの先生の話や、「Fairy tale ツアー・ライブ(2003)」に一緒に行ったピアノをかなり弾ける友人の話を総合すると、プロの演奏家のレベルはかなり高く、どうも麻衣さんの演奏には少し辛い点数がついたようだった。(ライブでの「Like a star in the night」の弾き語り)
 作曲の腕前とは直ちに連動しないのかも知れないが、相関度はかなり高いようである。Loving You…ツアー(2002)のときに目撃した大野愛果の演奏レベルと比較すると、そのように考えざるを得ない。
 例えば、大塚愛は、4歳のときからピアノを始め、特技なので、作詞・作曲をしている。
 それに比べ、麻衣さんが作曲を兼任するには、今後かなりの課題を克服しなければならないという気がして来る。その中には、当然、GIZA専属の大野愛果や、徳永暁人、Yoko B.Stone等の優秀なスタッフの存在を度外視してまで作曲しなくてはならない理由の有無という組織的視点が含まれる。
 したがって、現実にはよほどの自信作以外は作品として発表されることはないような気がする。麻衣さんの慎重な性格からしてもそうである。
 来年以降、学業という足かせ(?)を外された彼女が、その分制作に専念出来ることは確かだろうが、作曲に注力出来るかどうかは、むしろ疑問視した方が良い。
 以上から、ファンとしてはシンガー・ソングライターに拘らない方が無難で、あまり期待しないほうがベターという気がする。
 歌って踊れる高学歴の singer というだけで、カリスマ性はあると思うし、麻衣ちゃんは舞台上で華があるので、ライブ歌手としてずっとやって行くのが良いと思う。
 アーティスト倉木麻衣には変わりがなく、麻衣ちゃんは麻衣ちゃんだよ、というのが結論です。


instrumental消滅の謎
2005年2月17日(木)

 「Love,needing」には、いくつかのユニークな点があります。
 価格が1,000円から1,260円に値上げしました。
 「Love,needing」のCDケースはアルバム用です。だから、このCDはシングルでありながらミニアルバムなのです。
 「Love,needing」には、instrumental(カラオケ)がありません。次回の「ダンシング」も同様です。
 これはどういうことなのか、以下考えてみることにします。

 まず、価格設定が\1,260に復帰したことですが、多分、手間隙が掛かっていると見るべきでしょう。背景セット・撮影場所が、「always」や「冷たい海」の頃に似通っています。(アメリカ風ですが重厚さとモダンさが融合している。倉木麻衣の特徴と言えるかも知れない)

・コーラス部分が麻衣さん1人でなされていることからわかる通り、この曲は麻衣さん自身の気持ちをファンにストレートに伝える意味合いが強い。
・女性っぽい曲のため、男性は歌わないだろうと見込まれた。
この2点から、「Love,needing」は、カラオケで歌うのにふさわしい曲ではないと考えられた?

さらに、
・単純にミニアルバムなのでカラオケはカットされた。
・「Love,needing」は流行歌ではない。したがってカラオケはない。
という理由も考えられます。

 しかし、店頭で手に取るお客の目には、instrumentalがないと曲数が少ないし、ケチっているようにも見られないとも限りません。したがって収録したほうが良いと私は思います。(^^) 少なくとも、今後の流れとして固定させないほうが良いのではないでしょうか。
 確かに、instrumentalが入っていると、流行歌として安っぽく見られる可能性もないとは言えないと思います。また、入れても実際に歌う人がどれだけいるの、という観点もあるでしょう。しかし、instrumentalにはinstrumentalとしての独自の存在価値があります。曲の1つのバージョンでもあります。手抜きと解釈されないためにも、instrumentalは入れて欲しい!!それをGIZA studioにお願いして結びとします。


倉木麻衣モデルノロジー:「君」と「僕」
2005年6月6日(月)

 倉木の曲の歌詞に出て来る「人称」を調べると、その出現度から傾向性を拾うことが出来る。英詩部分は主語”I””You”が普通に使われているが、日本語歌詞部分はどうか。
 過去にリリースされた4枚のアルバム中、
「君」は31曲
「あなた」は9曲
「僕」は2曲(「僕達」は2曲)
「私」は15曲
にそれぞれ現れる。
 このうち、極端に少ない「僕」の使われているのは「Feel fine!」「If I Believe」である。そして「僕達」の「Stand Up」を含め、「僕」という字が出て来る曲は、いずれも画期的な作品になっている。
 私が特に注目したいのは、4th albumの表題曲「If I Believe」である。それまでの3つのアルバムは、「FAIRY TALE」で1つのbreakを迎えている点を除くと、1st,2ndと周囲のディレクター等の監視・指導の下にアーティスト倉木麻衣のイメージを演出する作品として成立した面がかなりある。それに対し、4th albumはより自由なスタンスでの倉木のファン限定のメッセージが多く含まれたマニアックな作品になっている。
「大切にちゃんと君を守って行くように」(麻衣さんファン)
「And I believe you can make it...」(麻衣さん)
これが、この曲の本音であり、麻衣さんの本音であろう。
 万葉集に喩えれば相聞歌であり、こういう風に期待しているんですよ、ということがはっきりと語られた、ファンへのラブコールである。
 それを恥ずかし気なくやってのけられた点にも、倉木麻衣の器の大きさ、そして純な魂を感得することが出来ると思う。
『やっぱり麻衣ちゃんはマドンナ』


Love,needingはエロスの曲?
2005年7月25日(月)

 エロス(性愛)、アガペー(仮に法愛、一般には神の愛)の違いを流行歌の歌詞に適用するということは、少なくとも過去においては考えられなかった。
 それは、従来の日本の流行歌の歌詞内容の水準が一般に低く、そこに語られる「愛」が男女の性愛に限られることが非常に多かったということを意味する。
 ちなみに筆者の青少年時代にもそういう曲を歌う流行歌手が多く、失望の念を禁じえなかった覚えがある。
 近時、倉木麻衣の曲は一般にエロスではなくアガペーを歌う点において質の高さを指摘する方がインターネットのホームページ上現れた。
 これは注目すべき見解であり、自作した歌詞でない”Baby I Like”を除けば、倉木の曲の「愛」は、アガペーである。
 ここでアガペーについて掘り下げて置くと、普通新約聖書のキリスト・イエスの愛(神の愛)とされるが、起源は更に古く、ギリシャ神話のヘルメスに遡るとする説もある。ヘルメスの子がアガペーという名だったとするものである。
 他方、仏教においても愛という用語は存在するが、一般に「渇愛(タンハー)」で悪いものとされる。良いのは仏法に基づく愛、「法愛」である。
 さて、簡単に申し上げると、エロスは地獄に通ずる可能性のある渇愛、アガペーは天国的な法愛である。
 仏教の宗派の中でキリスト教に近い教義を持つ真宗、聖徳太子の和の精神、を教育理念にするという聖徳学園中学、高校に在籍し学んだ倉木さんは、自然と健全な宗教精神を身につけるに至ったと考えられる。今の制度上、公立学校に特に不足している点であるが、それはさておき、倉木さんの歌詞には、その健全な宗教精神が反映されている。
 今年1月にリリースされた”Love,needing”は、そのPVが一種刺激的なアングルとややデカダンス風のシーンが混入したことから視聴者の誤解を生み、エロスの曲と規定される方があったが、歌詞の大サビ部分にそれらしい箇所があるものの大人が見て恐縮するようなものでは全くなく、子供の教育に悪影響があるとも決して言えない。
 したがって、倉木麻衣というお姉さんが、年少者に向けて「大きくなったらこうするんですよ」と教える目的で作られた曲であるとは寸毫も言えない。
 むしろ中高年の男性が見れば、年頃の女性である麻衣さんが結婚への憧れを歌った可愛い曲、ということになる。
 さりとてアガペーの曲とも言い切れないものの、少なくとも「神に祝福された男女の愛」、「遊びの恋愛でなく結婚愛に通じる恋愛」が表現されている。
 さらに、芸術性という点でもかなり高い作品なので、青少年にも安心して聴いてもらえる曲である。


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